「消費者金融でお金を借りたい!でも金利が高そうだから心配だなあ…」
カードローンを利用するとき、誰しもがぶつかる壁…そう、それが「金利」です。
「中でも特に、消費者金融は金利が高そう」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
おそらくその背景には、2010年に貸金業法が改正される前、多くの消費者金融が年29.2%という高さに上限金利を定めて貸付を行っていたことがあると思います。
しかし、法律が改正されたため、かつてのような高金利での貸し付けは今や大手消費者金融業界から一掃されているのです。
では、現在の消費者金融の金利はどれくらいになっているのでしょうか。
以前と比べてぐっと低くなり、上限金利は平均して年18.0%ほどに設定されています。
とはいえ、同じカードローン仲間である銀行カードローンの上限金利は年14.0~15.0%が平均であることから考えると、やはりちょっと高いと言わざるをえませんね。
以下の表に、大手消費者金融の金利をまとめてみました。
金融機関 | 金利 |
---|---|
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
モビット | 年3.0%~18.0% |
アイフル | 年4.5%~18.0% |
大手消費者金融4社の金利は、このようになっています。
金利を比較する際には、上限金利、つまり一番大きな数字に注目するようにしましょう。
というのも、借入が初めてであったり少額の場合、ほとんどの場合は上限金利かそれに近い高さの金利が適用されるからです。
利用限度額との兼ね合いから考えても、下限金利が適用されることはまずないのです。
ですから、大手消費者金融4社の中でもっとも低金利なのはプロミスだといえますね。
カードローン全体で考えても、目的別ローンなどと比べると金利の差は歴然です。
教育費や車の購入など、目的がはっきりしている場合は目的別ローンを利用した方がいいでしょう。
しかし、高金利にも関わらずカードローンが多くの人に利用されている理由は、なんといってもその利便性の高さにあるといえます。
契約の限度額内であれば、カードローンの利用者は何度でも借入・返済をくり返すことができるのです。
また、金利は日割り計算ですから、借りたお金は早く返せば返すほど利息額を抑えることができます。
上手に活用すれば、自分の口座からお金をおろす時にかかるATM手数料よりも低い利息でお金を借りることも可能なのです。
ここで、少しまとめてみます。
消費者金融の金利は、ほかのカードローンと比べるとちょっと高め。
それは、まぎれもない事実です。
では、どうしてカードローンの利用者は、少しでも金利を抑えたいと思うのでしょうか?
答えは簡単、返済の総額を減らしたいからですよね。
誰だって支払う金額は少ない方がいいに決まっています。
金利の高い消費者金融ですが、実は返済総額を減らすためにもってこいなサービスがあるのをご存知ですか?
それは、無利息サービスです。
無利息期間を活用して利息負担を軽減
一定期間、利息0円でお金を借りられる無利息サービスというのはかなり魅力的ですよね。
仮に無利息期間中に全額返済することができれば、1円も利息を支払うことなく、お給料の前借りと同じような感覚で利用することも可能なのです。
無利息サービスを展開しているのは、先ほど挙げた4つの大手消費者金融のうち「プロミス」「アコム」「アイフル」の3社と、中小消費者金融の「ノーローン」です。
また、「新生銀行レイク」も、銀行では珍しく無利息サービスを設けています。
詳しいサービス内容と利用条件はこのようになっています。
金融機関 | サービス内容・利用条件 |
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プロミス | ・初回出金日の翌日より30日間無利息 ・メアド登録・WEB明細書利用が条件 |
アコム | ・契約日の翌日から30日間無利息サービス ・返済日を「35日ごと」に設定することが条件 |
アイフル | ・契約日の翌日から30日間無利息サービス |
ノーローン | ・借入日の翌日から7日間無利息サービス ・何回でも利用可能 ・2回目以降のサービスは、完済した月の翌月から利用可能 |
新生銀行レイク | ①契約日の翌日から、借入額全額30日間無利息サービス ②契約日の翌日から、借入額のうち5万円まで180日間無利息サービス ※二つの無利息は併用不可 ※②は、利用限度額200万円以下の人のみ |
※ノーローン以外は、いずれのサービスも初回利用であることが条件です。
一見見落としてしまいそうですが、注目したいのは「いつから無利息期間がはじまるのか」というところ。
契約日の翌日からなのか、はたまた初回利用時の翌日から始まるのかは要チェックです!
プロミスは初回出金時の翌日より無利息期間が始まるため、たとえ契約してから借り入れるまでに時間が空いたとしても、余すことなく30日間を消化することができます。
例えば、プロミスで10万円の借入をして30日以内に全額返済した場合、本来かかるはずだった約1463円の利息を節約することができるのです。
無利息サービスを利用することで生まれる差はかなり大きいですよね!
カードローンを選ぶ際はついつい金利ばかりに目が行ってしまいがちですが、返済総額を抑えるために大切なことはそれだけではありません。
一見、金利の高さから不安を感じてしまう消費者金融ですが、サービスを上手に活用することで返済額を少なくできる可能性は十分にあるのです。
消費者金融が展開する、専業系ならではの豊富なサービスにも注目です!