銀行カードローンの利用目的は?どれぐらい借りれる?

メガバンクといわれる、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行もカードローンを取り扱っています。

メガバンクが扱っているサービスと聞けば、かなり安心できるのではないでしょうか。

ただ、安心したものの、銀行からお金を借りるならかなり大きな金額でなければいけないと思うかもしれません。

でも、そんな事はありません。

上記メガバンク三行の銀行カードローンを例にお伝えしますが、最低借入枠は10,000円。

たとえば、銀行カードローンで5,000円借りたいとします。

すると、銀行の審査で「あなたは10,000円まで借りられますよ」と限度額が決まります。

これが最低借入枠。

そして、5,000円借りたいけれど数日に分けて借り入れたいという場合があります。

こういう場合にその都度カードで引き出せる最低額は1,000円。

つまり、最低10,000円という枠で借り入れる事ができ、最低1,000円から引き出せるのです。

銀行カードローンで借り入れたお金の使い道として、「娯楽」「交際費」「生活費」を選ぶ人が多く、銀行カードローンの借入額が「10万円未満」である人が多いというアンケート結果があります。
※株式会社ジャパンネット銀行「カードローン利用に関する実態・意識調査」参照。

このアンケート結果を見ると、より銀行カードローンというサービスに親近感が湧くと思います。

ただし、「ちょっとだけ借りよう」「今回だけ借りよう」という気持ちをあまりに簡単に持ち過ぎるのは危険です。

全国銀行協会が下記のように、カードローンとの向き合い方を注意喚起しています。

〔1〕カードローンは借金であり、返済しなければいけないことを認識。
〔2〕お金を借りる目的・理由を明確に。
〔3〕「いくらまで借りられる」ではなく、「いくらまでなら返せる」という考え方。
〔4〕返済計画を立ててから借りる。
〔5〕借りる前に金利や契約内容を確認。
〔6〕ほかの借金返済のためにカードローンを利用しない

借りすぎには十分気をつけましょう。

他社借入があっても可能性ゼロじゃない?

銀行カードローンでお金を借りたいと思っていながらも、すでに他社からの借入があるという方もいるでしょう。

「他社から借入があると銀行カードローンの審査には通らない」と申し込みをする前から諦めているかもしれません。

そもそも銀行カードローンは審査が厳しいと言われています。

なので、全く借金がない人と比べれば、他社借入がある人は審査が通りにくいと言えるでしょう。

ただ、他社借入の内容によっては銀行カードローンを利用できる可能性がゼロではなくなります。

他社借入には、住宅ローン・自動車ローン・クレジットカード払いなどがありますが、下記のように他社借入とみなされない可能性のある借入があります。

  • 住宅ローン
  • クレジットショッピング枠
  • 奨学金

住宅ローンについては、申請の際に別紙記入を求められる事がありますので、ウソをつかずに申告してください。

クレジットカードショッピング枠は借入とみなされない可能性がありますが、クレジットカードキャッシングは借入とみなされます。

いろんな所からお金を借りる事を推奨する訳ではありませんが、他社借入がある場合でも銀行カードローンを利用できる可能性がある事は知っておいてください。